最強の名前を考えよう!
こんにちはツカゴシです。
突然ですが皆さんは改名を考えたことはありますか?
滅多にする人はいないと思いますが、テレビを見ているとたまーーに
芸名を変えた途端に売れっ子になった!
という話や
字画が悪いから芸名の最後に「。」をつけて1画付け足した
なんてタレントさんのエピソードを耳にすることはありませんか?
信じるか信じないかはあなた次第というやつでしょうが、名前の字画というのは科学の進歩した21世紀現在においても吉凶を左右する不思議な力があると信じられています。
そのため、仕事用の芸名を持つタレントさんの中には自身の運勢を気にして芸名を変える人がいたりしますね。
最近では親に名付けられた「王子様」というキラキラネームに悩まされ、改名に至った赤池肇さんがちょっとした話題になったこともありました。
そんな感じで最近は比較的違和感のない行為と言える改名。
キラキラネームが登場し、ネット上で活動する人が増えている今。意外と改名や芸名を考えている人というのは多いのでは無いでしょうか。
実は私もそんな悩める1人。
ネットで活動をしていたり、キラキラネームを付けられたりした訳ではないのですが、これまでの人生を振り返ると不幸の連続。
小中でいじめられ高校ではガイジ扱い。浪人はするし、コロナのせいで部活動はほぼ停止するし、オンライン授業が苦手で単位を落とすし、テスト期間なのにパソコンは壊れるし、寝て起きた時には昼の2時で課題の提出期限を逃すしでもう散々です。
こんなに事が上手く運ばないのは名前の字画が悪いからに決まっています!
名付けてくれた親に失礼かもしれませんが知ったこっちゃありません!
私の精神は何かに責任を転嫁することによってのみ救われるのです!!
改名してハッピーライフを送ると決めたのです!!
さてさて、思い立ったら早速行動です。
今回は何故かしらないけど一時期Twitterのみんながこぞって使っていた姓名判断 彩というサイトを使って新しい名前を考えていこうと思います。
まず手始めに自分の今の本名から占ってみましょう。
諸悪の根源は名前の画数が悪いからに決まっているので占う必要なんて全くないのですが。
滅茶苦茶よかったです
博多華丸もびっくりの大吉オンパレード。
天格の項目に関しては大大吉です。
なんや天格って。なんや大大吉って。って感じですがとにかく凄く良いということだけは伝わってきます。
もう名付け親である両親に足を向けて寝ることなんて出来ません。
しかし親がいつどこにいるかなんて分かりませんから、これからは足を上に向けてむくみ解消系女子みたいな格好で寝る他無さそうです。
運勢はよかったものの出鼻をくじかれてしまいました。
こうなると私には改名の余地がありませんので路線を変更する必要があります。
折角姓名判断で遊ぶのですから、せめて改名や命名で頭を抱えている誰かの役に立ちたい…!!
そこでこの記事がそんな悩める人たちへの救いの一手になれるよう願いを込めて、今回は最強の名前を考えていきたいと思います。
最強の名前と言いましたが具体的な基準を設けると、すべての項目で大吉以上の評価が乗る名前を探していくことになります。
ただやみくもに探しても面白くないのでついでに
- 縁起の悪そうな文字があると評価は低くなるのか
- 逆に縁起のいい文字を入れたら評価は高くなるのか
- 名前に込めた願いはどこまで投影されるのだろう
の三点を軸に検証していきたいと思います。
まず最初に縁起の悪そうな文字があると評価は低くなるのかから見ていきましょう。
縁起が悪そうというのはイメージの問題でしょうから人によって評価が分かれることもあるかと思いますが、単純に悪い意味の漢字を組み合わせていきましょう。
個人的にすぐ思い浮かんだのが
凶 災 禍 病 難 苦 憎 悪
の八つです。
姓名判断彩のシステム上名字四文字、名前四文字の計八文字まで入力できるので丁度よいですね。
まずはさっきの文字を上から適当にぶち込んでいきましょう。
凶災禍病 難苦憎悪ですね。
厨二病の13歳でもつけなさそうな最悪かつダサい名前になってしまいましたが判定はどうでしょうか。
デデドン!!
見事に凶まみれ。
仕事運だけ大吉なので仕事以外何もできないダメダメ上司みたいなかわいい人間像が私の中で出来上がりましたが。字面はそんなかわいいものではありませんが。
ちなみにこのサイトは男女の区別まであるのですがこの名前は男女に評価の差はありませんでした。
やはり縁起の悪い字を当てるとそれなりの評価が下るようです。
さてさてこんな名前を付けられてしまったら破滅確定です。
仕方ないので少しだけ名前に縁起のよさそうな語を加えてみましょう。
憎しみが愛に変わったとたんありとあらゆる評価が上がりました。
どうやら愛の力で家庭も上手くいくようになったようです。
やはり憎しみは何も生まない。人間愛があってなんぼのようです。
この調子でどんどんこの子の運勢を好転させていきましょう!!
悪が善に変わりました。
今度は評価が大幅に下がりました。必要悪という言葉が存在する世の中。善だけで物事は進まないということでしょうか。なんだか深い教えを説かれている気分です。
苦しみを解いて安らぎを与えましたが評価は変わらず。
苦しみを乗り越えた先に真の幸せがあるということでしょうか。
こんな意味深な回にするつもりはなかったのにどんどん記事が説法になっていきます。もうやめてくれ!!
ここでようやく改善です。
さっきは苦しみの先にこそ幸せがあるとか言っていたくせに難しいよりも易いほうが良いそうです。私にはもう理解できません。
ここまでで名前の改善が終わりました。そろそろくどいので名字を一気に改善していきたいと思います。
今まで通りに最初の漢字と対義的な関係の漢字に入れ替えて
吉幸福健 易安愛善
としてみました。
戒名でもこんな安らかな名前見たことありませんが果たしてどうでしょうか。
仕事運凶。人格大凶。家庭運大凶。
こいつにはまず間違いなく友達がいません。
人間関係最悪なのにほかの運が強くて何とか生きてるやつが出来上がりました。
やはり良い要素は欲張っても良い結果に結びつかないようです。
下るのは簡単でも上るのは難しいということでしょうか。
とりあえずここまでで悪い要素は割と反映されるけどいい要素を詰め込んでも評価はよくならないということが分かりました。
さて次に名前に込めた願いはどこまで投影されるのだろうという点です。
名前にはやはり、名付け親の様々な思いがこもっているもの。
その思いがどれほど実際の運勢に影響するのか。名前を付ける身としてはとても気になるものです。
例えば生まれた子供に 「幸せいっぱいの家庭を気付いてほしい」
という思いを込めて実際にはあり得ませんがここではわかりやすく幸せ 家族と名前を付けたと仮定しましょう。
キラキラネームを超越してもはや文章に近くなっていますがここは検証のためなので目をつむってもらえると嬉しいです。
こんな素敵な思いが詰まった名前ですから、家庭運は大吉に決まっています。
なんと家庭運大大吉の超高評価!
しかも外格以外はすべて大吉以上という今回の目標に最も近い評価を獲得しています!
やはり名前に込める思いは大切なようです。
ちなみに欲張って幸せ 大家族にすると…
全体的にはそこそこいいものの一番評価が気になる家庭運が凶判定。
やっぱり欲張りはいけないようです。
さて今度は逆のパターンを試してみましょう。
こいつの仕事だけはうまくいきませんように。そんな願いを込めて転勤左遷 減給解雇という名前をつけたとしましょう。すると評価は
という風に仕事運にちゃんと凶判定が。
とても極端な名前を付けましたが、やはり名前に込めた思いはある程度反映されるようです。
さてここでやっと本題です。
全項目で大吉以上の最強の名前を考えていきましょう。
ここまでの検証ですでに結構な数の名前を打ち込み検証してきたのですが、ここで一つあることに気が付きました。
おそらくですが、天格は名字自体、地格は名前自体、人格は名字と名前の組み合わせから判断しているようです。
天格が大吉判定の名字はどんな名前と組み合わせても天格だけは大吉だし、地格が大吉の名前はどんな名字と組み合わせても地格だけは大吉なのです。
つまりすべての判定を大吉以上にするためには大吉の名字と大吉の名前を組み合わせることが最低条件になります。
因みにこのことに気づいた私が、さらなる試行の中で見つけた大大吉名字と大大吉名前を組み合わせたものがこちらになります。
遺伝性の病気か何かでしょうか
そりゃ尿漏れが止まらなきゃ仕事運は凶判定でしょう。
しかも大家族。
「なんで尿漏れが遺伝するのわかっててこんなに生んだの!!」
と最もらしい反抗をする子供が多いのか家庭運も凶です。
因みに欲張り理論を適用して家族の人数を減らすと
かなり評価が上がりました
病が一家を苦しめようと家族の愛は深いもの
仕事こそ厳しいですがお互いに支えあうことができる良い家庭を築くことができたようです。ここまでで最も最強の名前に近いものができました。
ともかく最低条件が見つかったことで最強の名前に一歩近づきました。
ここからは大吉と大吉の組み合わせを繰り替えしていくことに。
さて記事を書き始めてから五日が経過し、気の遠くなるような回数の試行を繰り返しました。
様々な名字名前を組み合わせ幾度となく診断しましたが
「尿漏れ家族」越えすら出てこない状況。姓名占いのシステム上の問題なのでしょうか、他がすべて大吉でも絶対に一か所「凶」か「大凶」の判定が入ってしまうのです。
人生なんでもうまくいくと思うなよ
と戒められている気分になりました。このままでは自分語を作ろう! の時同様しょーもない企画倒れで終わってしまいます。
さてさてすっかり困ってしまいました。
しかしただでは折れないのがツカゴシ。最強の名前を見つける最も確実な方法を使って意地でも皆さんに最強の名前をご紹介することに。もはや手段などどうでもよいのである。
そんな卑怯な手段で見つけた完全無欠バラ色ライフを送ることができる最強の名前がこちら!!
三二 一三一一
囚人番号みたいな名前ですが見てくれなどどうでもいいのです。
こうして最強の名前を見つけ出してしまった私。
仕事よし、家庭よし、人付き合いよし
ストレスフリーで最高な人生を送ることができますね!
因みに
どうやって私が最強の名前を見つけたのかというと…
インターネット検索
やっぱりこれしかありませんでした
姓名判断は画数によって判定が決まるものなので、ネットで全部大吉を出した人を探してその人と同じ画数になる名前を付けてしまえばいいのです。
頭を使えばイージーゲームでしたが、いくら探しても姓名判断彩で全部大吉を出したのはこの人一人だったのでやはりそれなりに難しいものだったようです。
今回はここで終わりにしますが、果てしない数の試行の末に見つけた、「尿漏れ 家族」越えを果たした強めの名前をいくつか下に貼っておきますので是非皆さんが改名する際には参考にしてくださいね! それではまた!
尿漏れ 担当大臣
家族から大臣に昇格してみました
どうやら姓名判断の世界で「尿漏れ」はとても縁起の良いことらしいです
「最近ついてないな」
と思ったら漏らしてみるのもいいかも
金玉大家族
唯一欲張り理論が通用しなかった名前
金玉大家族ということはママの存在は考えにくいですね
ママはパパになってしまったのでしょうか
いずれにせよ複雑な事情がありそうです
特大金玉
やっぱり持つべきものは金玉!
確かに金玉が小さくて馬鹿にされるよりもでっかいほうがお得感もあっていいかもしれません
どうでもいいですけど冬の金玉ってカマキリの卵そっくりですよね
自分語を作ろう!
こんにちはツカゴシです。
私ツカゴシ。
以前も触れましたが進学のため地元から離れ、見知らぬ土地で一人暮らしをしています。
いくら日本の中といえども見知らぬ土地は見知らぬ土地。親戚も知り合いもいないし、地元とは気候も交通状況も違ったので最初は思った以上に異文化を感じる瞬間がありました。
そんな数ある異文化の中で、引越してきてまず最初に触れ合うことになる異文化ってなんだか分かりますか?
そう、方言です
街のおばちゃんやバスの運転手。
バイトを始めたらバイト先の店長やらお客さんやら、塾講師を始めると自分の担当する生徒からその親御さんまで。
その土地の人間というのは、大抵その土地特有の方言を使いこなし高度なやり取りを繰り広げるもので、どこかしこから聞きなれない訛りや語尾が聞こえてきます。
中でも年寄りの方言は、若者より強い訛りとよく分からない言葉のオンパレード。そのうえ声がしわがれていて本当に何を言っているか分かりません。
そんなよそ者の私を苦しめた方言ではありますが、方言はその土地の人の大切なアイデンティティ。
素晴らしい個性でもあります。
最近では博多女子がいいだの、津軽女子も可愛いだの、各地の方言でかわいい女の子にひたすら
「好きです」
と言わせるだけの動画やテレビ企画、まとめサイトを見かけることも。
数年前には連続テレビ小説のあまちゃんで登場した方言「じぇじぇじぇ」が流行語になったこともありました。
アニメや漫画作品にも陽気な関西弁のキャラクターや訛りの強い田舎者のキャラクターはよく登場しますし、それだけ方言というのはその人を特徴付け、関わる人に何かしらの強い印象を与えることが出来る魅力的な個性の1つだということです。
しかし方言というものは普段から方言を話す人達と触れ合うことで習得するものです。私くらいの世代はというと、生まれた時には既にテレビが普及しきっていて、標準語を徹底するよう訓練されたアナウンサーによる全国放送の恩恵を子供の頃から当たり前のように受けています。
更に私を含め、いわゆる核家族に所属していた人達は一般的に方言が強い傾向がある年寄りと話をする機会が少なく、方言を習得するどころか年寄りと話すと「方言きついな」と地元でも思う事が多いのでは無いでしょうか。
大学に来て色んな人と関わっていると主に東日本出身の人の傾向のような気もしますが、上述の理由からか標準語の要素が強い若者が最近は多い気がします。
かく言う私もその1人だと思います。
地元から離れればそれなりに無自覚な方言や訛りを感じる瞬間があるんだろうと当初は思っていたのですが、実際のところあまりありません(誰も指摘してくれないだけかもしれませんが…)。
ちなみに私の地元は、某訛りの強いご当地芸人のイメージが先行しているようで
「真似してみてよ」
とか
「あの喋り方しないんだね」
と言われることもあります。
話を戻しますが、
方言とは違い標準語は誰にでも通じるという特性を持っているので、普段から標準語に近い語を話せるということは別に恥ずべきことではありません。
しかし、特徴的な方言を持たない自覚のある身としては多少なりとも方言に憧れの念があります。
じゃあどこかの方言を真似すればいいんじゃない?
とも思うかもしれませんが無理に真似をしようものならたちまち「エセ」の汚名が付き周りから痛いやつ認定されネイティブホウゲニヤンにはボコボコにされてしまうことでしょう。
下手をすると友達を失いかねません。
いくら憧れがあるとはいえそこまでの覚悟はありませんので大人しく諦めることに…
だがしかし!!
なんと一つだけあるのです!
エセにも痛いやつにもならずに方言を習得する方法が!
真似がダメなら
自分独自の方言を作れば良いのです
方言を喋りたいから自分独自の方言を作ろう!
なんてとても突飛な発想にみえるかもしれませんが動機は違えど独自の方言を生み出した人間は結構います。
今回は中でもそんな凄い人達を参考にして自分語を作ってみようと思います!
さっそくそんな凄い人達と自分語を展望してみましょう!
まず1人目はさかなクンです
お魚の生態に詳しいタレントさんであり魚類学者としても活躍されている凄い人ですね。最近はYouTubeでも精力的に活動されているようです。
皆さんもうお分かりでしょうが、
さかなクンといえば魚の生態の話やかわいいお魚のイラストの他、そのキャラクターの基礎となっているものに独自言語である「ギョ弁」があります。
ギョ弁というと
「おはようギョざいます(おはようございます)」
「すギョい(すごい)」
の他、
「ギョギョ!」
などがパッと思い浮かびますね。
「ギョんにちは(こんにちは)」
も使われていました。
どうやら「こ」と「ご」を「ギョ」に変換することで成り立っている言語のようです。しりとりの戦術に「ギョ攻め」がありそうな言語ですね。さかなクンとのしりとりだけは避けたいものです。
ギョ弁だと
りんご→りんギョ
ゴリラ→ギョりら
こじるり→ギョじるり
工業高校→ギョう業ギョうギョう
といったところでしょうか。
工業高校が
YAH YAH YAH YAH みたいになりましたが。
強引にまとめると、ギョ弁は
特定の音を他の音に変換するとこで成立する方言
と言えるでしょう。
2人目はももちこと嗣永桃子さん
既に芸能界は引退していらっしゃるようですがこのツインテールと愛らしいキャラクターで人気を博しアイドル好き界隈ではかなり高く評価されている(らしい)こちらも凄い人です。
彼女の場合話し方全体が特徴的!
という訳ではないのですが彼女が放つとある言葉に注目をしました。
皆さんもなんとなく予測がついていると思いますが彼女の「おとももち」という言葉は自分語の作成にあたり重要なヒントになると思いました。
方言は語尾や訛りだけが特徴ではありません。
疲れるのことをこわいと言う地域があったり、捨てる、放っておくをほかると言う地域があったりというように同じ事象を指す言葉でも地域差が生じることがあります。
ももちさんの「おとももち」はこれと同系統の自分語であると私は考えています。更に「おとももち」の素晴らしい点は、語尾にあたる部分にももちさんのキャラクターを載せているところ。「おとももち」は相手に自分という人間を印象付けるこの上ない武器であったに違いありません。アイドルである彼女にとってとても大事な要素でしょう。
何か特定の単語を独自のものに変化させ、自分のキャラ付けに運用するというのは、自分語作成においても重要な参考点であると思いました。
最後は波野イクラちゃん
1歳半ながら明るい髪色に伸びた前髪と襟足。
インディーズのギターボーカルにいそうなビジュアルをしています。
彼独自の言語といえば
- ハーイ
- チャーン
- バーッブゥ
の三種の神器で己の喜怒哀楽を表現しコミュニケーションを取るというなかなか穿ったもの。ハイコンテクスト文化と言われる日本で更なるハイコンテクストを求め、その極地に至ったと言われる言語です。
キャラ付けの観点から見ても完璧といえる完成度。
チャーン!
の字面だけで多くの日本人がこのハイコンテクストベイビーを想起することでしょう。
自分語を作成するにあたって、彼のように独自の文法、語彙を編み出し、まさにオンリーワンの言語を生み出すというのも1つの手段だと思います。オンリーワンである限りキャラ付けもバッチリです。
ただ問題があるとすればほぼ確実に意思の疎通が測れないという点。イクラちゃんは1歳半なので許されますが20歳にもなる男が
「チャーーン!!バーッブゥッ!!!」
などと公の場で口にしたら最後。良くて無視、悪ければ通報。最悪の場合精神病棟へ閉じ込められ更生させられるに決まっています。従って参考として例示しましたがこの線はナシになりますね。
さてここまで自分語を作ってきた先人達を展望してきましたが、まとめると自分語には
- 特定の音を別の音に変えたもの
- 独自の単語を持つもの
- 独自の文法、語彙によるもの
がありました。
そしていずれも
独自性を保つことで当人のキャラ付けに貢献していると言えるでしょう。この4点を踏まえればきっと私にも独自の自分語を作ることができるでしょう。
ここまで分析が進めば卍最強卍です。
僕もこの記事を読んでいるあなたも、もはや立派な自分語クリエイター!
それでは早速自分語を作ってみましょう!!
晴れて自分語クリエイターになった私ですがクリエイターとしてはまだまだ未熟
そこで難易度の低そうなさかなクンのギョ弁をヒントに自分語制作をしてみることに。
ギョ弁の特徴は特定の音をほかの音に変えるというものでした。
そうなると元の音と変換後の音を決める必要があります。
まず元の音なのですが、会話の中でよく使われる音という点にさえ気を付ければこれは深く考えなくてもよいでしょう。
会話でさほど使われない「よ」や「ぴ」を変換しても嚙んだ人くらいにしか見えないので「おはよう」「おやすみ」「おっぱい」など普段から幅広くつかうことができる「お」を元の音にしてみることに。
問題は変換後の音です
この変換後の音こそ方言に独自性をもたらすので非常に重要だといえます。
そして相手になんとなく「お」の代わりの音であることが伝わるものでなくてはなりません。つまり少なくともO段の音である必要があるのです。
特にきついのが独自性という条件。
ギョ弁の場合は、さかなクン以外に「ご」を「ギョ」に変換する人がいないため独自性が成り立っています。つまりいついかなる時も唯一無二である必要があるのです。
「お」からの変換だと、「おはよう」の変換である「ぽはよう」がTwitterで乱立しているので私が「ぽはよう」を使ってもTwitterに印象が奪われてしまいます。
そのため変換後の音に「ぽ」を設定することはできません。
悩みぬいた末に「お」の音は「にょ」に変換することに。
おはよう→にょはよう
おやすみ→にょやすみ
俺→にょれ
お前→にょまえ
とざっくりですがこんな変換ができます。
どれも聞いたことがないので独自性については完璧です。
しかしこれだけでは変な発音の人です。
自分語らしさを醸成するためにもう少し私のイメージを投影できるとよいのですが…。
ここで役に立つのがももちさんの例です。
おとももちのように自分を投影した語と似た語を合わせることでその人が表れる新語を創出できるはずです。
早速私が表れる語を探索することに。
私の名前ツカゴシなのですがネット活動用のペンネームなどではなく本名の名字です。
漢字にすると塚越。
関東を中心に全国に一万八千人ほどいる少しだけ珍しい苗字です。
塚を使う名字はほかにも塚原、塚野、大塚、石塚、小野塚など仲間が結構いるので被ることが多いのですが、越は「ゴシ」と読むものに限定すると木越や城越、生越など珍しいものが多くあまり被ることがありません。ちなみに検索してみたところゴシ族で一番多いのが塚越、一番少ないのは小屋越の約10人でした。
少しだけ逸れましたがつまり
ゴシを元に新語を作る以外の選択肢はないでしょう。
さて、ゴシと抜群に相性のいい語は何でしょう。
普段から使える汎用性とゴシの相性を考え、接続詞「~だし」をそのまま「ゴシ」に変換することに決めました。
最近忙しそうだしね→最近忙しそうゴシね
暇だし遊ばない?→暇ゴシ遊ばない?
とまあこんな感じでしょうか。
先ほどの「にょ」と合わせると
お昼だしおなかすいたからごはん食べに行かない?
→にょ昼ゴシにょなかすいたからごはん食べに行かない?
とこんな感じになります。
少し読みにくい気がしますが新しいものに違和感はつきものです。気にしたら負けなので早速実際に使ってみることに。
対面でいきなり使うと流される可能性があるので仲のいい友達にLINEで送信して逃げ場をなくすことに。さらにグループではなく個チャで送信することで返信を強要して強引に相手の受け流しを突破していきます。それでも無視されたときが一番怖いので誰かしら反応してくれそうなグループにも投げていきます。
さて本来自分語を繰り出し見事に個性を打ち立てる私の様子をチャットのスクショとともにお届けするというのがここから想定されるべき流れなのでしょう。
しかし徐々に受け流されみんなの返信が遅くなっていく物悲しい会話が繰り広げられる様子をどうして発信できましょうか。
ちなみに被害にあった友人曰く
「よくわからないけどめんどくさい何かに巻き込まれている気がした。」
らしいです。
当然の反応です。なんなら最初から分かっていたほんとうにごめんなさい。
ちなみに感想の八割は
でした。
結論
自分語を作るのは楽しいけど普段使いには覚悟が必要。
今回は先人の例をもとに実際に自分語を作ってみましたが、分析して作る作業自体は結構楽しいものでした。
しかし実際に運用するとイタいエセ方言奴よりもっとイタいゆるキャラに成り下がって惨めな思いをすることになるので覚悟が必要です。
しかしもしゆるキャラ電波さんを目指すことがあればぜひこの記事を参考に自分語を作ってみてくださいね!
それでは今回はこの辺で失礼します。
長々とにょ付き合いくださりありがとうございました!!
おじいちゃんに手紙を書こう!!
こんにちはツカゴシです。
突然ですが、皆さんは尊敬する人と言われると誰を思い浮かべますか?
歴史上の人物の他に現在も活躍している有名人や、身近なところだと担任の先生や学校の先輩。
お父さんやお母さんなど人によってその答えは様々だと思います。
私はというと尊敬している人は数多く居るのですが、中でも小さい頃からおじいちゃんっ子だった私にとって祖父は外せない存在です。
御歳78歳の後期高齢者でありながら去年までバリバリ現役で働いていた祖父。
祖母が寝ている所を見て
「安らかに寝てるから永眠したのかと思った」
と言ったりと今なお強烈なエピソードを数々生み出しています。
因みに私が祖父関連のエピソードで1番好きなのは「若い頃は毎朝同居している痴呆の曽祖父を全裸にしてトイレに縛り付けてから出勤していた」話です。パッと見暴力的ですが心温まる介護エピソードでした。
そんなそこそこキャラの濃い祖父ですが、普段から教養がいかに大切であるか周りに執拗いくらい説いていて、どうやら私をはじめ孫たちの進学支援には惜しみなく出資をしてくれていたようです。
出資のことは両親の話で発覚したことで、普段会う時は全くおくびにも出さない祖父。私ももし子供が出来て孫ができることがあるなら見習おうと思いました。
地元にいた頃は毎月1度は顔を見せに祖父の家に行ったものですが、コロナウイルスの流行以降80歳手前の老夫婦の家でバイオテロを起こすことを恐れて1年ほど会えていません。
定期的に苺や梨を一人暮らしの僕に送ってくれるのでお礼の電話くらいはするのですが矢張り話をする機会はめっきり減りました。
まぁ仕方ないよね
で済ませることも出来ますが、相手はどう贔屓目に見ても老い先短い年寄りです(長生きはして欲しいけど)。
モタモタしているとちゃんと話をする前に勝手に逝かれてしまいます。
しかも我が家の人間は死因の8割がくも膜下出血。
多くの場合訃報が突然来るので故人と一緒にやろうと思ってた事とか、故人の為にしようと計画していた事を実現できないままお別れなんてことが結構ありました。実際祖父も高血圧で去年の暮れには脳血腫が見つかり治療をしていました。現在は治ったようで元気にしているようです。
じゃあそんな祖父と今のご時世どう関わろうか。
毎日電話をかけようか??
しかしいくら退職後で暇な祖父とはいえ日々の予定くらいはあるようで、用もないのに電話をかけるのも気が引けるものです。そこで思いついたのが
手紙を書こう
という原始的な方法でした。
話す機会が減ったからおじいちゃんと話すために手紙を書こう!というのもまたなんだか突飛な発想な気がしましたが、手紙なら少なくとも相手の予定を邪魔することはありません。
それに祖父的にも手元に残るものの方が受け取って嬉しいのではと思い立ち、私はそそくさと手紙を書く用意をするのでした。
用意したのは
- 封筒
- 便箋
- 万年筆
普段はボールペンの方が使い慣れてるのですが高校生の時に祖父がくれた万年筆があったのでそちらを使うことに。
念の為コロナウイルスのことも考えて、手を洗いマスクをしてテーブルを拭いた上で作業に取り掛かりました。抜かりないですね。
さて、思い立って筆を執ったは俗世が浮き立つクリスマスイブの23時30分のこと。同じ世代の人間達が性矢でセイヤセイヤして聖夜を盛夜にしているであろうこの時間帯に敢えて祖父へのお手紙を書くことで、人間性という点については奴らに完璧な敗北を与えられたような気になれました。
※個人の感想です
さて筆を執ってから15分が経ちました。
元々「死ぬ前におじいちゃんと話さないと!!」というバレたら失礼なうえに浅はかな理由で始まったお便りコーナーです。何を書こうかなんて一切考えていなかった私はただ呆然と卓の前で正座をしていました。
書きたいことが皆無だったわけではないのですが、本当に書きたい本旨のところまで繋げる手紙の導入部分を考えるのって結構難しいんです。
こういう時は先方から来た手紙を見直してみて、同じような導入から入ればよいと紀貫之も言っていたような気がします。
祖父からは夏頃に1度お手紙を頂いているので早速見直してみることに。
御歳78歳。社会人の付き合いでお便りを出したことも沢山あるに決まっています。
しかも社会人時代にはバブル崩壊やリーマンショックを経験した歴戦の戦士です。
そんな厳しい社会を生き抜いたベテランオタヨラーの導入は如何に書かれているのでしょうか…!
─拝啓
おじいちゃんは毎日犬の散歩をしているよ。
元気にしてますか。─
うーーーーーーーーん!
ベテランオタヨラーの導入は「拝啓」から繋げていいとは思えない実にフランクなものでした。
犬の散歩をしているよ
は恐らく
おじいちゃんは元気にしているけどそちらは元気にしてますか?
的な導入を目指したんでしょうが。
突然の犬の散歩をしているよからの元気にしてますかという力技チックな繋げ方を目の当たりにした僕は奥歯に葱が挟まったような違和感を覚えました。そして「拝啓」を頭に入れる手紙は「敬具」で締めくくるというルールがあったような気がするのですが祖父の手紙は
またお会いしましょう
で終わっていました。
参考にならねぇ!
そう思った私は再び筆を置いてしまいました。
しかし考えてみてください。このお便りは78歳のベテランオタヨラーによるお便り。時代的に言うと終戦からコロナショックまでを生き抜いている猛者なのです。
そんな類まれなる猛者である彼の手によって生み出されたお便りに間違いなどある筈がありません。
宛名の書き方や時候の挨拶のような基本的な事から封をする時ののりの付け具合や切手の角度といった細かい所まで。
彼のゆく道こそが正義!
まさに歩くお便りのルールブックなのです!
そう思い直し作業を再開した私の筆にもう迷いはありません。気付いた時には
─拝啓
こちらは雪の量が多いですが雨も多いのですぐに溶けて無くなってしまうので虚しいです。
お元気ですか。 ─
という完璧な導入を書き上げていました。
模範に忠実というのは「真似事」と批判されることもありますがひよっこオタヨラーの私ですから、
こんなものでご容赦頂きたいと思います。
まぁ誰だって最初は先人の真似事から入るのです。
そんな感じで最初の難所を突破したツカゴシ。
あとは相手が読みやすいように配慮しつつ自分が伝えたいことを書くのみです。
全体としては近況の報告と年の瀬も近いので1年間のお礼といった感じになりました。
これでおじいちゃんが急に死んでもとりあえず後悔は無さそうです。いや会って話がしたいんだから長生きしてもらわなきゃ困るんだけど。
さて文章も終盤です。
あとは最後に「良いお年を」と書くだけ…
と思ったその時。
私はある事に気付いてしまいました。
12月24日夜に描き始めたこの手紙が回収されるのは早くても12月25日です。
世間はクソスマスで浮き立っていますが2020年も終盤。郵便界隈は年賀状配達の準備で多忙を極めているはずです。すると通常郵便物の優先順位が下がるので、普段よりも配達が遅れる可能性が出てきてしまいます。
しかも2020年の12月25日は金曜日なので直ぐに日曜日を挟みます。日曜日は通常郵便物の配達は基本的にお休みです。そうなるとせっかく「良いお年を」で締めくくった手紙が正月以降に届くなんて事態が起こりかねません。
なんだそんなことか
と思うかもしれませんが良いお年をというのは通常その年にもう会う機会がない人に対して使うものです。もしかしたら正月に「良いお年を」と書かれた文書を見て
2021年はお前に会うつもりないでーす(ハナホジ)
と受け取られてしまうかもしれません。
これはゆゆしき事態です。
かと言って年明け前に「あけましておめでとうございます」と書かれた文書が届くのも変ですし第一あけましておめでとうございますに関しては文頭に添えるものなのでもう修正が効きません。悩みに悩んだ末私が出した答えは…
─またお会いしましょう!!─
でした。
結局先人の真似事が無難かつベストなんです。
身の丈にあった文章になったと思います。
さて二度の難所を切り抜けた僕。
文が不安だったので3回ほど読み返しましたが子細無さそうでした。
あとは宛名を書いて切手を貼って封をして投函するのみです。
ポスト前まで来てみると、僕が予想していた通り年賀状とそれ以外の郵便物で枠が別れていました。
いつ届くかは分かりませんが祖父に喜んで貰えるとうれしいですね。
さて長くなってしまいましたが今回の記事はこんなもので切り上げようと思います。最近急に寒さが厳しくなってきましたので皆様におかれましても風邪などひかれないようお体にお気を付けて、良いお年をお迎えくださいませ。
それでは!またお会いしましょう!!
頼れる我が家の用心棒
こんにちはツカゴシです。
先日の記事は中身のない駄文になってしまいましたが今回はある方に焦点を当てて記事を書いてみたいと思います。
私ツカゴシ
とある地方国立大学へ進学し文系学徒として勉学に励んでいる身であるのですが、進学に伴い泣く泣く愛すべき故郷から離れ見知らぬ土地で男1人。寂しく安賃貸にて一人暮らしを続けております。
はじめは寂しさもありましたが、一人暮らしというと親の束縛から解放され自由を獲得する瞬間。慣れてくると楽しくなっちゃって実家では許されなかったありとあらゆる禁忌を犯したものです。
三食カップラーメンで済ませたり、夜中までアニメを見たり、夜遅くにデカめのコンビニスイーツを食べてみたり、一日中ゲームしたり。肉としらたきだらけの肉じゃがを作って背徳感でヒィヒィ言ったりしていました。
その時の肉じゃが。しらたきは400g。
アルミホイルすら無かったので落し蓋代わりに小さめの鍋の蓋を直接ぶち込んでこんなことになっていますが、結構美味しかったです。
話は戻りますが、
見知らぬ土地での一人暮らし。自由の獲得に血湧き肉躍っていましたが、やはり不安も多いです。
特に私のようなビビりにとって1番の脅威となるのは不審者の存在。
知り尽くした土地、堅牢な一軒家というアドバンテージのある実家でさえいつ現れるか分からない不審者というのは恐ろしいものです。まして見知らぬ土地に安賃貸となるとその恐怖は倍以上に膨れ上がります。
SECOMやALSOKと契約している物件に住むというのも手ですが、トップバリューの梅干しを毎日泣きながら食べている貧乏学生の身からするとそんな物件は雲の上どころか成層圏を突破していますし簡単に手が出せるなら悩むこともありません。過去の私は何度もドアの施錠を確認し、窓ガラスを割って強引に家に入ってくる不審者が現れないことをお祈りしながらガクブルで床に就くしかなかったのです。
そう。過去の私は。
確かに強引に家に入ってくる不審者に怯えていた時期もありました。しかし冒頭で匂わせたある方。タイトルで言う用心棒の登場で私の生活は劇的に変化したのです。その名も…
〜Robert Davis(2020〜)〜
通称Bob
むちむちっとした赤ちゃん特有の体つき。穢れを知らないあどけない表情。そして弱冠0歳にして座りきった首。とても頼りになりそうです。ピンクのオムツも素敵でしょう。
そして何より妙に笑っていない目
用心棒としての自覚からでしょうか。あどけない表情をして周囲を和ませつつも不審者だけは絶対に見逃さないという強い意志を感じられます。
警戒を悟られないよう目の焦点を合わせていないところもgood!どこを見ているのかこちらからは皆目見当もつきません。
首が座っているのでブレイクダンスで自己表現だってできます。
So cool!!運動神経も文句無しですね。
やはり頼りになります。
おいおい用心棒って聞いて期待していたのに出てきたのは赤ん坊じゃねぇか。
ネタにふりきったゴミ記事か??
と思った方も多いでしょう。しかしボブ0歳。ちゃんと役に立っているのです。ここから先は一人暮らし初心者必見です。是非最後まで読んでいってください(ゴミ記事には変わりありません)。
さて、このトップレスベイビーはどうやって役割を全うしているのでしょうか。皆さんも気になるところでしょう。
我が家でのボブの仕事…それはなんと…
窓際にいるだけ!!
ええっ!?やっぱりゴミ記事じゃん!!用心棒っていうからもっと派手な機能期待していたのに!!
と思ったそこの貴方!!確かにボブの仕事は地味です。弁当の中によく入ってる緑のギザギザ(バランって言うそうです)みたいな仕事です。しかし地味な仕事ほど意外と無くなると致命的に困ったりするものです。社会というのは地味だけど大切な仕事で大半が回っていますから。事実、ボブはかなり重要な任務に就いていると言えるでしょう。
だとしても、一体窓際にいるだけでどうして用心棒の役割を果たせると言うのでしょうか。それは不審者の気持ちになって勤務中のボブを見てみると直ぐにわかると思います。
…貴方は不審者です。
夜中に突然犯罪衝動に駆られた貴方は「空き巣でもしてやろう」と思い手頃な部屋を探していました。
行くあても無くフラフラとさまよっていると、よくトップバリューの梅干しで飢えを凌いでる貧乏学生が住んでそうな安アパートを見つけました。見たところ警備も薄そうです。流石に正面の玄関は施錠されていそうなので窓ガラスを強引に割って侵入する事にしました。
悪いことがしたくてたまらないあなた。多少の緊張とワクワクを感じながら一番手頃そうな窓に近づいてみると…
ドドン!!
なんと!ほんのりと笑顔を浮かべこちらを見ているトップレスの赤ちゃんと目が合いました!!
不意の出来事に窓から侵入しようとしていた貴方は怯んでしまいます。強引に窓を割って侵入する予定だった貴方。赤ん坊の無垢な表情を前に、飼い犬の視線が気になってなんとなく自慰行為ができないときと同じような感覚に陥ります。
それどころか純粋すぎる綺麗な目を見て何だか心の底から暖かく懐かしい気持ちになってきました。
そう、犯罪衝動に駆られて夜の街をさまよっている貴方にもこんな時期があったのです。こんなに可愛い赤ちゃんが成長して空き巣を働くようになったら、育ててくれた故郷のお母さんはどう思うでしょうか…
「ごめんね母さん…」
完全に戦意を喪失した貴方はそう呟くとトボトボと引き返し、夜の街に消えていくのでした…小さい頃大好きだった母の手料理、しらたきだらけの肉じゃがを思い浮かべながら…
いかがでしたか?
用心棒ボブは不審者の良心をくすぐることで私を守ってくれるだけでなく不審者を真っ当な道に戻してくれましたね。きっと私の知らないところで多くの人々を救っていることでしょう。
ボブの働きについてはそれぞれ思う所があるかもしれませんが、私はボブと一緒に暮らすようになってから間違いなく以前よりも安心して生活することができています。あんなに不審者にビクビクして施錠の確認をしていた私が今は窓全開で寝ることだってしばしば。
純真無垢な赤ん坊でありながら用心棒としての役割を全うしてくれるボブ。この記事に騙されたと思ってあなたのお部屋にも迎え入れてみては??
きっとあなたの暮らしにも「安心」と「癒し」を与えてくれることでしょう。
長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。
またお会いしましょう。
徒然ゴシ開設宣言と自己紹介
はじめまして
徒然ゴシ管理人のツカゴシと申します。
この度ブログを開設させていただきました。
とはいえ「はじめまして」なので「誰なんだろうコイツ…」という方ばかりの筈。この記事を読んでくださっている皆さんは銭湯にいるやたらフレンドリーなおじちゃんに話しかけられた時のような微妙な感覚に陥っていることでしょう。しかも
「俺ブログはじめたんだ〜」
と一人語りを始める始末。このままでは苦笑すらしてもらえないままページをそっ閉じされてしまいます。
なんでもそうですが、はじめましての時は同じ利用者の方と仲良しにならないことには始まりません。ネットの世界に逃げてきてでまでトイレでぼっち飯をキメるような思いなんぞしたくありませんもの。
しかし「仲良くしろ」とは簡単に言うけれど一体どうすればよいのでしょうか。世のコミュ障に「仲良くしろ!」と言うのは非行少年に「親を大事にしろ!」と言うことくらい無意味なこと。言われた本人は「それができたら苦じゃねぇよ!!」と懊悩するばかりかどうしたらいいのか分からず頭がパンクしてしまいます。今NHKの集金人が来たら間違いなく酒瓶で殴ってしまうでしょう。
でも大丈夫!
先人達が編み出した誰とでもすぐに打ち解けられる魔法の儀式がこの世界にはあるのです。
その名も!!
自己紹介
結局のところアイスブレイクはこれに限ります。
今は自己紹介ひとつとってもゲームなど色々な方法があるそうですがそんなものは知りません。コミュ障だし。要は僕がどんな人間かが伝わればよいのです。
さて、簡単な自己紹介をひとつ
ツカゴシと申します。
大学生の男です。
・・・
文字とは恐ろしいツールですね。たった二行で僕が如何につまらない人間であるか、皆さんにもヒシヒシと伝わってしまっていることでしょう。
小一時間考えましたがネットに出して大丈夫なのか微妙な情報しか出てきませんでした。このままではこの記事は僕の黒歴史としてネットの海に居座り続けることになります。そこで今回は自己紹介に代えて何故僕がブログを開設したのかというお話だけして終わりにしようと思います。情報を小出しにしていくというのも一興でしょうからね。
何故僕が今更ブログをはじめたのか
もともと、僕は何かを発信することが好きでした。思い返せば高校生の時からLINEのタイムラインを利用して「今日なにがあった」とか「自分はこう思う」という趣旨の発信を頻繁にしていた方でした。今でもTwitterはメインの発信ツールとしてよく利用しています。
Twitterは便利なサービスです。その時思ったことをひょいっと短文で呟ける。気軽さに長けたその性質はそのとき思ったことを歌に載せる奥ゆかしい日本の詩歌文化と非常に相性がよかったのか、今現在多くの俳人(廃人)を製造しています。俳人である僕はすぐにTwitterの世界に馴染み、ズブズブと沼にハマっていくのでした。
しかし発信をする上でTwitterにはちょっとした障害があります。それは、
字数制限
気軽さに重きを置いているTwitterにおいて多すぎる字数は邪魔以外のなにものでもありません。そのため我々Twitterユーザーは140字という制約の中で己の胸中にあるアツイ何かをフォロワーの皆様にお届けしなければならないのです。
普段のしょーーーーもない何かを伝えるだけならTwitterで十分なのですが、みんなに聞いて欲しいけど少し長くなる話題を140字で発信するとなると結構難しいのです。人によっては自分のツイートにリプライをすることで続きを書く人もいるのですが、なんとなく画面がうるさくなるので僕は気が引けてあまりやりません。
しかし、僕ツカゴシ20歳。知り合いの高校生が「20歳超えるとみんな人生観語ろうとするから鬱陶しい」と言っていましたが、140字の制約を超えてでもみんなに話したい人生観やら日常やら思いだってあるのです。鬱陶しいなら見たい人だけ見てくれ!!誰かオレの話を聞いてくれ!!
オレの!オレの!俺の話を聞けェ〜〜!!!
(今どき横山剣さんのタイガー&ドラゴンなんて通じるのでしょうか…)
そんな思いが収まらず何かいい方法は無いだろうか、考えた末僕が出した答えがブログだったのです。
ブログというとなんとなく全盛期は2005年周辺。僕が幼稚園生とか小学校低学年の頃に流行っていた古いものという印象があったのですが今考えてみると字数に制限なくつらつらと思ったことを書いて、見てもらえる。こんないいツール他にないんじゃないかな〜と。
暇を持て余した意識高い系の大学生がブログを始めるイメージがあったのでなんとなく手を出す事に躊躇もありましたが、まぁ悩むくらいならやろうと思い立ってブログを立ち上げてみたわけです。
そんなこんなでブログをはじめた僕な訳ですが、右も左も分からない中で何を言ってるのかよく分からない不定期更新の記事を連発すると思いますが、どうか暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。皆様これからよろしくお願いします。