徒然ゴシ

中の人(ツカゴシ)が思ったこと、その日あったことをを備忘録代わりに記事にして書きます。不定期更新です。

頼れる我が家の用心棒

こんにちはツカゴシです。

 

先日の記事は中身のない駄文になってしまいましたが今回はある方に焦点を当てて記事を書いてみたいと思います。

 

私ツカゴシ

とある地方国立大学へ進学し文系学徒として勉学に励んでいる身であるのですが、進学に伴い泣く泣く愛すべき故郷から離れ見知らぬ土地で男1人。寂しく安賃貸にて一人暮らしを続けております。

 

はじめは寂しさもありましたが、一人暮らしというと親の束縛から解放され自由を獲得する瞬間。慣れてくると楽しくなっちゃって実家では許されなかったありとあらゆる禁忌を犯したものです。

 

三食カップラーメンで済ませたり、夜中までアニメを見たり、夜遅くにデカめのコンビニスイーツを食べてみたり、一日中ゲームしたり。肉としらたきだらけの肉じゃがを作って背徳感でヒィヒィ言ったりしていました。
f:id:TKGshi:20201216234008j:imageその時の肉じゃが。しらたきは400g。

アルミホイルすら無かったので落し蓋代わりに小さめの鍋の蓋を直接ぶち込んでこんなことになっていますが、結構美味しかったです。

 

話は戻りますが、

見知らぬ土地での一人暮らし。自由の獲得に血湧き肉躍っていましたが、やはり不安も多いです。

特に私のようなビビりにとって1番の脅威となるのは不審者の存在。

知り尽くした土地、堅牢な一軒家というアドバンテージのある実家でさえいつ現れるか分からない不審者というのは恐ろしいものです。まして見知らぬ土地に安賃貸となるとその恐怖は倍以上に膨れ上がります。

 

SECOMやALSOKと契約している物件に住むというのも手ですが、トップバリューの梅干しを毎日泣きながら食べている貧乏学生の身からするとそんな物件は雲の上どころか成層圏を突破していますし簡単に手が出せるなら悩むこともありません。過去の私は何度もドアの施錠を確認し、窓ガラスを割って強引に家に入ってくる不審者が現れないことをお祈りしながらガクブルで床に就くしかなかったのです。

 

そう。過去の私は。

 

確かに強引に家に入ってくる不審者に怯えていた時期もありました。しかし冒頭で匂わせたある方。タイトルで言う用心棒の登場で私の生活は劇的に変化したのです。その名も…

 

〜Robert Davis(2020〜)〜


f:id:TKGshi:20201219103633j:image通称Bob

 

むちむちっとした赤ちゃん特有の体つき。穢れを知らないあどけない表情。そして弱冠0歳にして座りきった首。とても頼りになりそうです。ピンクのオムツも素敵でしょう。

 

そして何より妙に笑っていない目
f:id:TKGshi:20201219104441j:image用心棒としての自覚からでしょうか。あどけない表情をして周囲を和ませつつも不審者だけは絶対に見逃さないという強い意志を感じられます。

警戒を悟られないよう目の焦点を合わせていないところもgood!どこを見ているのかこちらからは皆目見当もつきません。

 

首が座っているのでブレイクダンスで自己表現だってできます。
f:id:TKGshi:20201219111038j:imageSo cool!!運動神経も文句無しですね。
やはり頼りになります。

 

おいおい用心棒って聞いて期待していたのに出てきたのは赤ん坊じゃねぇか。

ネタにふりきったゴミ記事か??

と思った方も多いでしょう。しかしボブ0歳。ちゃんと役に立っているのです。ここから先は一人暮らし初心者必見です。是非最後まで読んでいってください(ゴミ記事には変わりありません)。

 

さて、このトップレスベイビーはどうやって役割を全うしているのでしょうか。皆さんも気になるところでしょう。

我が家でのボブの仕事…それはなんと…

 

 

窓際にいるだけ!!

 

 

ええっ!?やっぱりゴミ記事じゃん!!用心棒っていうからもっと派手な機能期待していたのに!!

 

と思ったそこの貴方!!確かにボブの仕事は地味です。弁当の中によく入ってる緑のギザギザ(バランって言うそうです)みたいな仕事です。しかし地味な仕事ほど意外と無くなると致命的に困ったりするものです。社会というのは地味だけど大切な仕事で大半が回っていますから。事実、ボブはかなり重要な任務に就いていると言えるでしょう。

 

だとしても、一体窓際にいるだけでどうして用心棒の役割を果たせると言うのでしょうか。それは不審者の気持ちになって勤務中のボブを見てみると直ぐにわかると思います。

 

 

…貴方は不審者です。

夜中に突然犯罪衝動に駆られた貴方は「空き巣でもしてやろう」と思い手頃な部屋を探していました。

行くあても無くフラフラとさまよっていると、よくトップバリューの梅干しで飢えを凌いでる貧乏学生が住んでそうな安アパートを見つけました。見たところ警備も薄そうです。流石に正面の玄関は施錠されていそうなので窓ガラスを強引に割って侵入する事にしました。

悪いことがしたくてたまらないあなた。多少の緊張とワクワクを感じながら一番手頃そうな窓に近づいてみると…

 

 

 


f:id:TKGshi:20201219121105j:image

ドドン!!

 

 

なんと!ほんのりと笑顔を浮かべこちらを見ているトップレスの赤ちゃんと目が合いました!!

不意の出来事に窓から侵入しようとしていた貴方は怯んでしまいます。強引に窓を割って侵入する予定だった貴方。赤ん坊の無垢な表情を前に、飼い犬の視線が気になってなんとなく自慰行為ができないときと同じような感覚に陥ります。

 

それどころか純粋すぎる綺麗な目を見て何だか心の底から暖かく懐かしい気持ちになってきました。

 

そう、犯罪衝動に駆られて夜の街をさまよっている貴方にもこんな時期があったのです。こんなに可愛い赤ちゃんが成長して空き巣を働くようになったら、育ててくれた故郷のお母さんはどう思うでしょうか…

 

「ごめんね母さん…」

 

完全に戦意を喪失した貴方はそう呟くとトボトボと引き返し、夜の街に消えていくのでした…小さい頃大好きだった母の手料理、しらたきだらけの肉じゃがを思い浮かべながら…

 

いかがでしたか?

用心棒ボブは不審者の良心をくすぐることで私を守ってくれるだけでなく不審者を真っ当な道に戻してくれましたね。きっと私の知らないところで多くの人々を救っていることでしょう。

 

ボブの働きについてはそれぞれ思う所があるかもしれませんが、私はボブと一緒に暮らすようになってから間違いなく以前よりも安心して生活することができています。あんなに不審者にビクビクして施錠の確認をしていた私が今は窓全開で寝ることだってしばしば。

 

純真無垢な赤ん坊でありながら用心棒としての役割を全うしてくれるボブ。この記事に騙されたと思ってあなたのお部屋にも迎え入れてみては??

きっとあなたの暮らしにも「安心」「癒し」を与えてくれることでしょう。

 

長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。

またお会いしましょう。